スポーケン夏の風物詩 先週末の{6月30日、7月1日}スポーケンのダウンタウンの人ごみは、バーゲン セールでにぎわっている日本の商店街のように活気がありました。もっとも買い物客 がどっと押し寄せたと言うのではありません。“HOOP FESTIVAL”とい う3人対抗バスケットボールトーナメントがありました。2万3千人近くの参加選手 と応援見物客で、普段閑古鳥が鳴いているダウンタウンの通りが大賑わいを見せまし た。先ずはこの“HOOP FESTIVAL”なんですが なんともう18回目の 大会歴史を持つ、いまや世界最大の3人対抗バスケットボールトーナメントと言われ ています。参加者もトーナメント招待参加グループから女性チーム、子供チーム、大 人のグループ、身体障害者のグループ、男女混成グループといろいろあり、そして、 カテゴリーごとに試合をトーナメント形式で行います。全米各地からも続々とこの トーナメントに参加しに来るそうです。1チームの構成は4人ですが、コートで戦う のは3人です。普通のバスケットコートの半分の大きさのコートでで25分間戦い、 先に20点取ったほうが勝ち、1回だけ、いつでもタイムアウトを掛けられると言う ルールです。 金曜日の午後からすでに準備が始まり、会場になる通りに“フープバスケット”が用 意されていました。ダウンタウン道路を東西南北に3ブロックほど閉鎖し、そこにあ る駐車場も試合会場になり、さながら土曜、日曜の週末はバスケットデー。野球好き の私もこの日はにわかバスケットボールファンになり応援!でも妻と私は、野次馬気 分も多少入っていますが。 あちこちに出店が 設けられ、飲み物や、ホットドッグ、ピザなども売られ、日本で 言う縁日気分になり、なんとなくうきうきしました。ちなみにこの日の温度は摂氏 30度にまで上がっていたので、飲料水の売れ行きは上々。通常の0.5Lのボトル の水が$2の店もありました。カキ氷も登場、なんと、アメリカでいつも見る、粒の 大きいカキ氷ではなく、あのさらさらしたような日本のカキ氷を食べているので、よ く見ると、氷と言う漢字のロゴははいっていませんが、まさしく、日本でみかけるの と同じようなかき氷器でした。もっともかき氷器は“MADE IN JAPAN” ではなかったですが。町のスポーツ店もここぞと商魂たくましくTシャツやサング ラス、バスケット靴などを売っていましたが、なぜかTATOO(刺青の店)が出た り、この日は閉めている店が多い中、モール、レストラン、散髪屋などが開いていま した。 試合のほうはどうなったんでしょうね。最終戦には、立派なコートが設営され戦われ ると聞きましたが、こちらは、歩き疲れ、早々に退散。それにしてもあんなアスファ ルトでゲームしていたら捻挫したり、ひざを痛めたりする人が結構出るんじゃないか と他人事ながら心配していました。それに普段にない暑さで、脱水症状の人も出てく るんじゃないかなと思っていたら、翌日の新聞には一日の終了時には600人ぐらい の人が会場に設けてある救急医療テントで見てもらっていたと言う報告がありまし た。バスケットを楽しむ 縁日でした。 こんな大きなバスケットボールイべントなので、NBAのスカウトなんかもこっそり 埋もれた才能を求めてくるのかと黒人の受付ボランティアの人に聞いたら、『アハハ ハハ、、、、それはないよ』とのことでした。外国人も参加できるそうですよ。次回 には、皆さんも是非、参加しませんか?!
7日から神戸に戻りますのでしばらくSPOKANE 便りは休ませていただきます。7月23日に又SPOKANEに戻ってきます。
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